先日の関西旅行時に、人生初の舞妓体験をして来ました。
白塗りメイクはメイクスクールに通っていた時にした事があったけれど、ちゃんと舞妓体験するのは初めて。
ドキをムネムネさせながらやってきましたよ。

舞妓変身させてもらったのは、八坂神社近くの路地奥にある
町家 花音さん。
昔は実際に舞妓さんが住み込みしていた由緒ある町家なんだそう。
予約時間に伺って、迷っていたプランを決め襦袢に着替えていざ変身開始。
私はプロカメラマンによる写真撮影と1時間自由にお散歩出来る「藤壷プラン」、そして撮って頂いた写真をCD-Rに収めてもらうオプションをお願い。
襦袢だけでは肌寒いので、上から羽織るローブも用意されていました。

髪の毛をネットでまとめて、まずはメイク落とし。
メイクもスタッフの方が落としてくれます。
使ったのは『ベビーオイル』で、え?それでいいの?と思うぐらい結構ラフにふき取りで落とします。
そして白塗りする部分、デコルテから顔、背中までに白塗りの下地となる『鬢付け油』を塗って行きます。
この『鬢付け油』がかなり固めの油なので、手の温度で温めて溶かしつつ力を入れてグイグイ伸ばします。
これが白塗りがキレイにのる秘訣。
その為だけではないと思うけれど、ハードコンタクトの方はメイク中は外して施術するそう。

下地が塗れたらおしろいを水で溶かした白を刷毛で、まずはデコルテから首、フェイスラインに。
そしてパフでおしろいを乗せつつ水気を吸い取り叩き馴染ませます。
それを、顔、背中の順に繰り返して白塗り完了。
うなじ部分は逆M字のようにラインを描いて塗るんだそうです。

白塗りが完成したら、ピンクのおしろいをフェイスラインとチークに入れます。
これで白塗りでも血の気を感じる肌に。
次に目元に「やくよけ」の赤を入れます。

そしてサーモンピンクのような色味のアイシャドウを入れます。
太いブラシで目尻側を幅広く、チークと繋がるように入れてました。
それが終わったらブラックのリキッドライナーでアイラインを。

お次は紅を。
舞妓さんは若々しさを出す為に、歴が短い子ほど上唇を薄く描くそうで、私も薄く引かれました。
でも私の顔は元々鼻の下が長いので、なんとも間延びした間抜けな顔に。汗
そこでもっと厚く描くようにお願いしたのだけれど、「薄くしか描けないんです」と残念ながら却下されました。涙
でも気持ち足してもらって、山の中心が左にずれてるのを直してもらった。
けど私、とても不服。爆
さらにアイラインを目頭チョンの部分とハネを追加され、エロ目になってしまってなおさら不服。爆
ハネを描くのはいいけれど、もう少し目の形を考慮して太さとか考えて描いてください…。

それから眉毛を赤と黒でなだらかに描いてもらって、マスカラを塗って完成。
この眉毛がものすごくキレイで感動。
特別眉毛を潰しておいたりしていないのに、普段の私の眉とは違った柔らかいカーブのラインと赤と黒のグラデーションに惚れ惚れ。
ここまでで顔のメイクは終了。
お次は髪の毛なのだけど、メイクだけで長くなってしまったので、続きは後日。
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